こんにちは。ピアノで遊べる子を育てる「おちピアノ教室」おちふみのです。

先日のコンサートの反省点や成功したアイデアなどをまとめておきたいと思います。

①日程選定について。

とりあえず私が絶対に参加しないといけないので息子の小学校の年間行事予定表をみて日程確認。土曜日にするか日曜日にするか迷う先生もいらっしゃると思います。土曜日だと次の日が日曜なので発表会後にゆっくり休めます。でも準備が慌ただしくなるし、土曜が休みじゃない保護者の方が一定数いますね。日曜日だと土曜に準備ができる、お休みの方が多いけれど次の日学校だったり。会場との兼ね合いもあるのでいろいろ条件を考慮して・・ですね。

今回、4/21の日曜に設定しましたが、日曜参観(午後)の小学校があって・・💦13:00から集合写真撮影からの開演予定だったのが、15:00開演から演奏終了後に集合写真という時間変更がありました。17:00までしか会場を借りていなかったので日曜参観の話を聞いて真っ青になりましたが何とかなりました!

14:45まで授業参観でPTA総会は欠席してもらって・・その小学校の子たちは後半のなるべく遅い順番にして。ちゃんと順番通りに間に合ってくれました( ;∀;)よかった~💛

②ステージ進行

今回は初めて発表会にでる幼児が多かったので「安心して出られる」ことを重視して構成したので効率は悪かったです。スムーズに進行できる順番(背の同じくらいの子を並べる、譜面台使うor使わないかで集める)ではなかったので一人一人がステージに出るまでの間に譜面台、椅子、足台の入れ替えなどが頻繁にありました。その証拠に16:30には集合写真を撮り終わって、記念品を渡して片付けに入る予定だったのに、最後の演奏が終了したのがなんと16:40!!!

最後の挨拶もそこそこに慌てて集合写真を撮ってもらって、記念品渡して16:50!!!あと10分で出られるの???Σ(゚Д゚)ヒヤヒヤしながら必死で撤収!!

1.2分は過ぎたかな?でも片付いたの!!12分で!!!奇跡が起こった!!

奇跡過ぎて大いなる力を感じざるをえない・・( ;∀;)

片付けの時間が早かった訳。

〇ステージ装飾に花を使わなかったこと。花はどうしても葉っぱや土、花びらが落ちるから掃除しなきゃいけなくなる。掃除時間の断捨離。

〇ステージ装飾の風船を全て記念品&お礼としてプレゼントしたので装飾片付けの時間も断捨離。

〇持ってくるものもなるべく少なく、食べ物や飲み物もコンビニ調達でさっと持って帰れるように食糧片付けも断捨離。演出小物も全て記念品に。

先生が私しかいないので、良くも悪くも大きなことはできないしやりたくないので(笑)片付けも早い早い(^^♪オペレッタ風の演出をしたときは準備物が多すぎて泣きそうだったもん。他の先生が一緒だったから何とかなったけど私だけじゃ無理。私は私で出来る範囲で楽しめる演出をしていきたいと思ってる。

次回は間延びしないようになるべく効率も考えて順番を組もう。椅子の高低調節も小学生には自分でやってもらおう。足台は・・・なるべく身長をそろえようかな(笑)プログラムを身長順にとか?(≧▽≦)いろいろな可能性を考えて構成してみよう。「~しなきゃいけない」はないからね!

「にっこりピアノコンサート①」が終わったところで、次回準備をする私自身のため、これから発表会をしようと思っている先生のために「発表会に向けて準備するもの、事」をリストにしてみようと思う。

①出演者と発表する曲。

出演者、発表する演目があっての発表会です。先生自身でプログラムを作成するなら出演者や曲を最終決定する時期が2週間前くらいまで伸ばせます。業者さんにお願いするなら一カ月前には構成まで終わらせてないと間に合いません。

②発表会のテーマやタイトルなど。

季節や行事、作曲家や国などのテーマを意識した演目やプログラム構成にするとか。発表会の名前(私の教室だと”にっこりピアノコンサート”)、ホールで表示する教室の名前など。看板を出してない先生だと教室名が決まってない方もおられると思います。

③会場の予約手続き

予算、開催時期に合わせて会場を実際に下見させてもらいながら選定する。出演者人数とホール収容人数の兼ね合いも大事。ガラガラでも混雑してても微妙。私は1家族あたり10人来る計算、1/4~1/2余白がある感じで大きさを選択しています。ホール担当の人柄も結構大事。横柄な担当だと余計なストレスになります。調律をしないと使えないか?調律師はこちらで選べるのか?などもポイント。会場によって予約できる時期が違うので早めに確認していた方が無難。いい会場を見つけても空いてなかったら使えませんからね( ;∀;)余裕があるならリハーサル用の時間も確保できると初めての生徒さんは安心できますね。

後、保護者の方に土日の学校行事と重なっていないか確認しておくのも大事。発表会と運動会の日が重なったりしてたら大変です。

④会費を決める

会費の相場的には1万円~ってところでしょうか?大手音楽教室だと一曲弾くだけで¥12000位だった気がします。でもここは先生の考え方次第でしょうね。特別な時間、経験、空間を演出したいからいいピアノを使って装飾も派手にして会費は高めに設定するのもアリだと思うし、できるだけシンプルにして予算も最小限に抑えようというのもアリだと思います。今回の私は会費¥10000で出演基本2回、会場はお手頃な所でピアノもお手頃。ステージ装飾も記念品にして、生徒になるべく還元できるよう予算を組みました。

⑤写真撮影を依頼する。

今はみんなカメラ、ビデオを持っていてプロに頼まなくてもいいんじゃ?と思う先生もいらっしゃるかもしれません。でも、頼んだほうがいいです!!一度カメラマン無でやったことがある私が断言します。頼むべきです!カメラマンの完璧な演奏中の写真がもらえるので保護者は子供のステージに集中できます。集合写真もしっかり視線のあったものがゲットできるので安心です。保護者カメラだと、どうしても子どもたちの意識がバラバラになりがちです。何回も「次はこっちー」ってなりますからね。そして、発表会当日の先生はビックリするほど忙しいので自分の写真が無くなります(‘ω’)ノ誰かにお願いしておけばいいのかもしれませんが、カメラマン依頼しておけば写真の確保やトラブルは全部解決しますよ。

料金はソロ写真+集合写真の値段のところが多いです。生徒の人数によって出張料が必要になることもあるので要確認ですね。

⑥ステージの装飾依頼をする。

せっかくの発表会。ステージの上はピアノだけ、というのは少し寂しいですね。花や風船、手作りの背景を工作するなどいろいろ方法があるので何か装飾することをお勧めします。一昔前だとピアノの横に大きな花飾りを置くのが定番でした。最後にバラして片づけるのが面倒なんですよね、あれ。小さな鉢植えを生徒の人数分ステージに置いて飾りにしてそのまま持って帰ってもらったりもしましたが、今私はヘリウム入り風船一択です(^^♪風船はゴミがでないので掃除がいらない。ステージの上の方もにぎやかになる。記念品として持って帰ってもらえる。ガスを補充すれば長く楽しめる。挨拶の目印用の風船オブジェはアナウンスしてくれた子にプレゼントしました。

⑦プログラム作成、印刷依頼

生徒さんが多いと自作するのが大変になるのがプログラム作成。生徒さんが30人を超えるとA4に収まらなくなってくるでしょうか。字が小さいのも読みづらいですしね。印刷業者さんによってお願い出来る事や条件がいろいろ変わるので余裕をもって情報収集しておきましょう。私はまだ人数が少ないので表紙をワード、中はエクセルで作りました。自分で作れるスキルがあると融通が利くので便利です。

⑧保護者、生徒さん向けの「発表会開催のお知らせと参加申込書」

これは必須ですね。発表会の場所や時間、会費を明記して参加申込書と会費を預かります。申し込みしていたけれど急に参加できなくなった時に会費を返金するかどうかも提示しておけばトラブルを避けられます。

とりあえず発表会の形式的な準備はこんな感じでしょうか。書き出してみるとまあまあありますね(笑)後はレッスンしながら閃いたアイデアや細々としたことを練り上げ形にしていくのですが・・それはまた次回書きますね。

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