こんにちは。ピアノで遊べる子を育てる「おちピアノ教室」おちふみのです。

「ピアノの先生って沢山いるけれどうちの子にはどんな先生がいいんだろう?」

こう思うおうちの方、多いんじゃないでしょうか?私も息子がバイオリンを習いたい!と言われたときにこう思いました。

「うちの子に合う先生、教室はどこだろう?」って。

 

でもちょっと待った!!

 

いざピアノの先生探しを始める前に、お子様と一緒に次の2つの事ををチェックしてください。

①どんな曲が弾けるようになりたいのか。ピアノを習うことでどうなりたいのか。

 

難しい曲、かっこいい曲が弾けるようになりたい!コンクールに出たい!(ピアニストの動画に憧れて、とか)

この場合はコンクールのエキスパート、音大受験、さらに上級の道を示してくれる先生を探してください。「コンクールの常連」といわれる先生がかならず地域にいらっしゃいます。この先生に教わる場合は保護者の方の熱意も必要です。コンクール前には通常レッスンのほかに補講が沢山つきます。先生のお宅で、さらに他の先生のお宅で、ホールを借りて合同練習など送迎の機会がずっと多くなります。コンクールは必須ではないので辞退することは可能だとは思いますが^^

とりあえずピアノを弾けるようになりたい。J-popとか知っている曲を弾いてみたい。保育園、幼稚園の先生、お友達や近所のお兄ちゃん、お姉ちゃん(=身近な人)みたいに弾けたらいいな。

この場合は真剣にレッスンに取り組んでいらっしゃる大多数の先生なら大丈夫です。

②ピアノを習うことは基本毎日自宅練習が必要である、ということ。

 

とっても大事な事です。特に小さい子は「家でも毎日練習する」ということを知らずに、または実感を伴わずに分かったつもりで始めてしまい、こんなはずじゃなかった、となってしまうことがあります。先生を探す前にぜひ【毎日〇〇をする】という経験をさせてみてください。おうちにピアノがあれば毎日ピアノの鍵盤を端から端まで順番に一つずつ音を出す、とか。ピアノがなければ玄関の靴をそろえる、など簡単なお手伝いでもいいです。毎日のがんばり表的なものがあるとわかりやすくていいですね。そうして初めて「毎日練習するとはどういう事か」を実感できます。そして、それでもピアノを習いたいか話し合ってください。ピアノが上達するかどうかはほとんど自宅練習にかかっているからです。先生は働きかける事はできますが、生徒の替わりに練習してあげることはできませんから。

 

これら2つの事を事前にチェックしておけばやみくもに先生を探さなくてもよくなりますし、レッスンを始めるにあたっての覚悟というか決意が固まりますね。【毎日〇〇をする】の部分でやる気具合も計れて、「ピアノ習いはじめたんだけど全然練習してくれないのよ~」というおうちの方の嘆きを減らすこともできます^^

 

ではあなた方親子にピッタリの先生探しに「行ってらっしゃ~い♪」