こんにちは。ピアノで遊べる子を育てる「おちピアノ教室」おちふみのです。
ピアノを習い始めたばかりの子。小さい子ほどなかなかピアノの音を出しきれません。
ピアノの鍵盤って小さい子にとっては幅が広いし深いのです。ちょうど新雪が積もった上を歩いてる感覚に近いです。
地面より下に埋まりながら歩くのって普通に道を歩くよりもはるかに大変だし疲れますね。
そして何より。指がまだバラバラに動かない事も多いですね。
考えてみてください。日常生活においてピアノ(楽器)以外で5本の指をバラバラに動かす機会ってありますか?
私は思いつきませんでした。知っている方がいらっしゃったらコメントやメールで教えてくださいね。
つまりピアノを習う事で、人生で初めて4の指、5の指をバラバラに使う経験をするんです。
そして幼児さんはまだ指が「分化」されていないこともあり、思うように指を動かせないのです。
ましてや、一瞬の判断ですべての指を連続的かつバラバラに動かすのは本当に難しいのです。
さて、幼児さんがドレミファソを弾いた時、指が上手く動いていない、特に4,5指を動かすのが難しそうだったらどうしますか?
「何回も繰り返し練習すれば出来るようになる」
ハイ。その通りです。何回もやれば指も慣れてだんだん動かしやすくなるし頭の方でも理解できます。
でも、それって。何回繰り返し練習すれば出来るようになりますか?そしてその練習は楽しいですか?
できない事をやみくもにやり続けるって、なかなかハードル高いですよ?
指が動かない=弾けない、だったら。
指が動くようにしてから練習スタートするのと、動かない指を動くように訓練する所からスタートするのとどっちが楽ですか?
私のレッスンでは指の「分化」を促すマッサージをします。
すると、マッサージの直後にはさっきまで弾けなかったドレミファソが弾けるんです。
指が順番に一本ずつ動かせるようになっているんです。もちろんレッスンの時だけのマッサージでは持続しませんが、保護者の方にも子どもにも覚えられるくらい簡単なマッサージなので自宅練習の前に手指のマッサージをすることで余計な練習を防ぐことになります。そして練習自体も楽しいものになると思います。動かないものを動かすって大人でも大変です。
なかなか成果の上がらない辛い練習にするのか、曲、演奏することを楽しめる練習にするのか。
練習って、楽譜通りに弾けるようなってからが楽しいんですよ。^^
楽譜通り弾けるようになるまでが長ければ長いほど嫌になる。譜読み段階までもっていくのが大変。
ピアノを辞めていく子たちはこのパターンが多いのではないでしょうか?
生徒にやみくもな練習、根性論を求めるよりもカラダやココロをほぐして整えることで思い通りに動く身体で楽しく練習に取り組める方が実りあるものに繋がるのではないかと思っています。
今年いっぱい、無料体験レッスン受付中です。手指のマッサージ、気になる方はぜひ!皆様からのお問い合わせを楽しみにお待ちしています。
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