「にっこりピアノコンサート①」が終わったところで、次回準備をする私自身のため、これから発表会をしようと思っている先生のために「発表会に向けて準備するもの、事」をリストにしてみようと思う。

①出演者と発表する曲。

出演者、発表する演目があっての発表会です。先生自身でプログラムを作成するなら出演者や曲を最終決定する時期が2週間前くらいまで伸ばせます。業者さんにお願いするなら一カ月前には構成まで終わらせてないと間に合いません。

②発表会のテーマやタイトルなど。

季節や行事、作曲家や国などのテーマを意識した演目やプログラム構成にするとか。発表会の名前(私の教室だと”にっこりピアノコンサート”)、ホールで表示する教室の名前など。看板を出してない先生だと教室名が決まってない方もおられると思います。

③会場の予約手続き

予算、開催時期に合わせて会場を実際に下見させてもらいながら選定する。出演者人数とホール収容人数の兼ね合いも大事。ガラガラでも混雑してても微妙。私は1家族あたり10人来る計算、1/4~1/2余白がある感じで大きさを選択しています。ホール担当の人柄も結構大事。横柄な担当だと余計なストレスになります。調律をしないと使えないか?調律師はこちらで選べるのか?などもポイント。会場によって予約できる時期が違うので早めに確認していた方が無難。いい会場を見つけても空いてなかったら使えませんからね( ;∀;)余裕があるならリハーサル用の時間も確保できると初めての生徒さんは安心できますね。

後、保護者の方に土日の学校行事と重なっていないか確認しておくのも大事。発表会と運動会の日が重なったりしてたら大変です。

④会費を決める

会費の相場的には1万円~ってところでしょうか?大手音楽教室だと一曲弾くだけで¥12000位だった気がします。でもここは先生の考え方次第でしょうね。特別な時間、経験、空間を演出したいからいいピアノを使って装飾も派手にして会費は高めに設定するのもアリだと思うし、できるだけシンプルにして予算も最小限に抑えようというのもアリだと思います。今回の私は会費¥10000で出演基本2回、会場はお手頃な所でピアノもお手頃。ステージ装飾も記念品にして、生徒になるべく還元できるよう予算を組みました。

⑤写真撮影を依頼する。

今はみんなカメラ、ビデオを持っていてプロに頼まなくてもいいんじゃ?と思う先生もいらっしゃるかもしれません。でも、頼んだほうがいいです!!一度カメラマン無でやったことがある私が断言します。頼むべきです!カメラマンの完璧な演奏中の写真がもらえるので保護者は子供のステージに集中できます。集合写真もしっかり視線のあったものがゲットできるので安心です。保護者カメラだと、どうしても子どもたちの意識がバラバラになりがちです。何回も「次はこっちー」ってなりますからね。そして、発表会当日の先生はビックリするほど忙しいので自分の写真が無くなります(‘ω’)ノ誰かにお願いしておけばいいのかもしれませんが、カメラマン依頼しておけば写真の確保やトラブルは全部解決しますよ。

料金はソロ写真+集合写真の値段のところが多いです。生徒の人数によって出張料が必要になることもあるので要確認ですね。

⑥ステージの装飾依頼をする。

せっかくの発表会。ステージの上はピアノだけ、というのは少し寂しいですね。花や風船、手作りの背景を工作するなどいろいろ方法があるので何か装飾することをお勧めします。一昔前だとピアノの横に大きな花飾りを置くのが定番でした。最後にバラして片づけるのが面倒なんですよね、あれ。小さな鉢植えを生徒の人数分ステージに置いて飾りにしてそのまま持って帰ってもらったりもしましたが、今私はヘリウム入り風船一択です(^^♪風船はゴミがでないので掃除がいらない。ステージの上の方もにぎやかになる。記念品として持って帰ってもらえる。ガスを補充すれば長く楽しめる。挨拶の目印用の風船オブジェはアナウンスしてくれた子にプレゼントしました。

⑦プログラム作成、印刷依頼

生徒さんが多いと自作するのが大変になるのがプログラム作成。生徒さんが30人を超えるとA4に収まらなくなってくるでしょうか。字が小さいのも読みづらいですしね。印刷業者さんによってお願い出来る事や条件がいろいろ変わるので余裕をもって情報収集しておきましょう。私はまだ人数が少ないので表紙をワード、中はエクセルで作りました。自分で作れるスキルがあると融通が利くので便利です。

⑧保護者、生徒さん向けの「発表会開催のお知らせと参加申込書」

これは必須ですね。発表会の場所や時間、会費を明記して参加申込書と会費を預かります。申し込みしていたけれど急に参加できなくなった時に会費を返金するかどうかも提示しておけばトラブルを避けられます。

とりあえず発表会の形式的な準備はこんな感じでしょうか。書き出してみるとまあまあありますね(笑)後はレッスンしながら閃いたアイデアや細々としたことを練り上げ形にしていくのですが・・それはまた次回書きますね。

おはようございます。「ピアノで遊べる子」を育てるおちピアノ教室、おちふみのです。先日4/21(日),にっこりピアノコンサート第1回目が無事終了しました。

今まで何十回も発表会をしてきました。カワイで講師をしていた時、岡山に居た時なんかも含めると。でも西条に帰ってから今の「おちピアノ教室」としての発表会は初めて。そして、他の先生と合同じゃない、私だけがメインで企画実行する発表会は2回目。

【結論】自分の好きな構成組めるから自由で楽しい!なるべく本番で先生がやる事を減らしておくと余裕をもって進行できる。

私の教室だけの発表会をするメリット。人数が少ないからやりたい企画はどんどん押せる。生徒に無理強いはしないけどね(笑)日時や場所もほぼ私の希望通りになる。全体のイメージや構成も私次第。アナウンスの仕方やステージに出るタイミングなど細かい設定も私次第。ほかの先生や教室との兼ね合いを考えなくていいのは打ち合わせ時間などの節約になりますね。

デメリットとしては、全ての決定や責任が私にかかってくること。当然だけど自分が動かないと話が進まない。永遠に発表会の日は来ないかも(笑)アイデアを出すのは基本自分、自分の中に「こうしたい!」っていう中身がないとしんどいかもしれない。大勢の前で話をするのが苦手な私のような人は「さいごのあいさつ」が試練かもしれない。そして誰かにお手伝いを頼まないと会の進行がグダグダになるよ(‘ω’)ノ

そういえば、発表会の写真UPできない。私が撮ってないから(笑)生徒ちゃん達にデータをわけてもらったら後日UPしますね^^次回の課題は「写真を撮る余裕がある状態になる!」にしよう。来年は生徒達も少し大きくなるし自分のセッティングは自分で出来るようにしてくべきだね。

譜面台の付け外しや足台の入れ替え、椅子の高さ設定等。椅子は小学生以上は自分でやってもらおう。譜面台、倒しておくだけでもいい?私は譜面台外して響きを楽しみたいタイプだから暗譜できてる子は全員外したんだけど、腕がパンパンになりました(笑)譜面台付け外しはその都度時間もかかるからね。いろいろ検討してみよう。

アナウンスは小学5年生コンビに前半と後半それぞれお願いしました。原稿を作って渡しておけばしっかり読んでくれます。本番での労力を減らすために事前の準備が大事。

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