前回の記事で

リベラルアーツについて

ご紹介させてもらいました。

以下の本も・・

ハーバード大学は「音楽」で人を育てる──21世紀の教養を創るアメリカのリベラル・アーツ教育

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なぜアメリカの音楽学部は

音楽大学ではなく

総合大学にあるのか?

【ハーバード大学の場合】

リベラルアーツと科学の教育は

ハーバード大学にとって最も中心的な

教育理念であり目標です。

学生たちは世界に貢献できるようになる前に

まずはリベラルアーツと科学の教育を通して

広い知識の基礎を学び、

比較分析力、判断力、表現力を得るのです。

ハーバード大学の一般教育科目は

カテゴリーに大別されている。

◆美学的・解釈的理解

◆文化と信念

◆経験的・数学的思考

◆論理的思考

◆生態体系の科学

◆物理的宇宙の科学

◆世界の諸世界

◆世界の中心のアメリカ合衆国

この中の

「美学的・解釈的理解」の中に

芸術関連科目が含まれていて。

このカテゴリーの目的は

文学・絵画・彫刻・建築・音楽・

映画・舞踏・宗教・装飾などの

文化的表現を理論的かつ批判的に解釈し、

芸術の世界と知的に関わり合う事。

「芸術の世界と

知的に関わり合う事」

これこそまさに教養人!カッコいい!!✨

芸術科学学部には7つの学問

●文法

●修辞学

●論理学

●算術

●幾何

●天文

●音楽

の全てが入っているそうです。

芸術科学学部の学生達は

それらのクラスをまんべんなく

履修しないと、なんですね。

それだけ音楽の授業に

価値を感じているってことですよね。

日本の総合大学はここまで徹底しないので

ちょっと残念です。

だからこそ、

スポーツが得意な子も

お勉強が得意な子も

女の子も男の子も是非是非

音楽・ピアノで

バランスの取れた人格、人間形成を!

こんばんは。

ピアノで遊べる子を育てる

「おちピアノ教室」おちふみのです。

タイトルにある、

リベラルアーツ

って知ってますか?

アメリカで採用されている教育理念、

日本では「一般教養」に該当するもの。

リベラルアーツは一般教養といっても

全人格的教育と言ってよく。

ギリシャ・ローマ時代に生まれた理念で

「人が持つ必要がある実践的な知識・学問」

とされており、

音楽の他に、文法、修辞学、論理学、

算術、幾何、天文の7科目のこと。

音楽がバッチリ入ってますね~💛

バランスの取れた人格形成を目指す!

そのために音楽は欠かせない科目である、と。

なので、アメリカでは基本的に

総合大学に音楽学部が配置されています。

日本のように音楽は音大ではなく

総合大学にあるんですね。

そこには先人の努力があったようです。

日本でリベラルアーツが紹介されたのは

この本がきっかけ。

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この「ハーバード大学は音楽で人を育てる」

によると、

アメリカにおいて音楽を専門的に学ぶ事は

ここ100年来の傾向に過ぎなかったそうで

今は多くの教科と並行して音楽が存在する形が

主流になっています。

現在ハーバード大学では、

学部生6600名の約半数3000人以上が

何らかの芸術活動に携わっていて。

中でも音楽活動は活発で

キャンパス内では年間約450の

学生コンサートが行われているとのこと。

意外ですよね。

ハーバード大学って勉強が大好きな

頭のいい人ばかりで

本を読みながら歩いてるイメージでしたが。

(勝手な思い込みですみません💦)

意外とノリノリで音楽しちゃっているのかも!

日本の教育では音楽は2の次扱いですが

アメリカではリベラルアーツの中の

必須教科として当たり前に

組み込まれているのですね。

音楽家になりたい人だけでなく

バランスのとれた人格を育て

人間として社会を生き抜く力を

身につけるのに必要不可欠と

されている音楽。

ピアニストになりたい人だけじゃなく

この社会で生き抜く力や

バランスの取れた人格を育てるのに

必要不可欠な音楽の力。

「習い事、何にしようかな~?」と

迷っている人はぜひ、

ピアノ教室を選択肢にぜひ!

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